お知らせ
牛には4つの胃袋がある!?ことはご存知でしたでしょうか?
牛のように4つの胃袋がある動物を反芻動物と言います。反芻(はんすう)動物にはヤギ・ヒツジ・キリン・バイソン・シカ・ラクダなどがいます。反芻(はんすう)とは一度消化器系に送り込んだ食物を口の中に戻して咀嚼し直し、再び飲み込むことを言います。このような食物摂取の方法を取ることで栄養の吸収効率が格段に上げる方向へ進化して、その有利性から生態系の中で大成功を収めて世界中に拡散した動物群が反芻動物であったと言われています。その中でも牛が属するウシ科は進化の度合いが深まった分類群の1つです。
4つの胃の名称
第1の胃を「ミノ」。第2の胃を「ハチノス」。第3の胃をセンマイ。第4の胃をギアラと呼びます。
ここからは各胃の特徴や味わいなどを詳しく見て行きたいと思います。
ミノ(第1の胃)
由来はミノという名前は見た目が箕に似ていることから付けられたという説が有力です。
焼肉屋さんでは「ミノ」「上ミノ」と別れていることもありますが、どちらも同じ第1胃です。
食感はコリコリとしていて歯ごたえは抜群、やみつきになる方も多いのではないでしょうか?
当店は「とろ上ミノ」と言う名称でご提供しています。
脂身のついた「とろ上ミノ」ジューシーさもあり、美味しく感じて頂けるのではないでしょうか!
白い身に焼き目をつけて脂身を落としすぎないように(ジューシーな状態で)転がすように焼いてみると良いかと思います。
またこちらの写真は「湯引き 上ミノ刺し」です。
コリコリとした食感を楽しみながら、特製塩ダレもしくは自家製酢味噌でお召し上がり頂けます。
ハチノス(第2の胃)
文字通り蜂の巣のような見た目をしています。
あっさりした味が魅力の1つで、フレンチやイタリアンで使われることも多く、煮込み料理として使われることが多くなっています。
コラーゲンを豊富に含んでいるため美容効果も期待でき、弾力のある食感が特徴となります。
味は4つの部位で1番という方も多く、人気の部位と言えます。
センマイ(第3の胃)
由来は内面的のひだが幾重にも重なった形状をしていて、千枚(せんまい)ものひだがあるように見えることからセンマイと言われています。 コリコリとした弾力ある食感が特徴で、味は淡白です。 焼いて食べるのが一般的ですが、当店では「湯引き センマイ刺し」として提供しています。
自家製酢味噌と一緒に味を付けて食べても、食感は強く感じられます。
ギアラ(第4の胃)
赤センマイと呼ばれることがあり、センマイだと勘違いしてしまうことがありますが、センマイとはまったく別の部位です。 脂乗りが良く、味も濃厚なのが特徴で、ホルモンというよりは肉に近い食感を持っています。 他の部位とは違い柔らかく、コリコリとした食感はあまりありませんが、濃厚な旨味が口に広がります。 脂の甘みも感じられるので、濃厚な味わいとなります。
このように同じ牛のホルモンの胃袋4種類でも、食感や特徴、見た目、味わいが異なります。
各部位の特徴を知り、どうすれば美味しく食べられるのかを知ってみると、部位ごとに楽しみ方が変わって行き、より美味しく食事を楽しめるのではないでしょうか。
カルビ屋ワッショイ
ランチメニュー一覧はこちら!→ https://wasshoi.jp/pdf/lunch-tujido.pdf
ランチのお時間でもグランドメニューからもご注文いただけます。
グランドメニュー一覧はこちら!→ https://wasshoi.jp/pdf/food-and-drink.pdf
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